counseling なんでも話せるカウンセリング
painless 痛みを防ぐの7つのポイント
まず初めに『痛くなる前に予防をする』ことが痛い経験をしない最善の手段であるこはまちがいありません。
当院のコンセプトである『治療』×『予防』=『長期安定』これが本質です。
ただ予防の前に治療は必要です。当然、治療は痛くないにこしたことはありません。
残念ながら、どんな症例でも無痛治療が可能なわけではありません。
例えば、処置している最中は無痛でも、処置後に痛みが出てしまうという症例や、麻酔が効きにくい症例もあります。
どんなに腕の良い歯医者でも、術中、術後全てを無痛にするということは難しいのです。
しかし、クルミ歯科では現在,実行可能な歯科医療技術や機器、術者の配慮で可能な限りの無痛治療を行っています。
麻酔がききにくい場合と、その対処法
過去の治療で、「麻酔をしたのに痛かった」という経験があるかもしれません。残念ながら全ての症例においても万能な麻酔というのはありません。 特に下記のような条件下では麻酔が効きにくいことがあります。
- 麻酔が効きにくい場合
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- ・炎症の痛みが強いとき・膿が溜っているとき
- ・下顎の奥歯(周りの骨の影響で、麻酔液が浸透しにくい場合があります)・腫れているとき
- もし効かなかったときの対処法
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- 「麻酔が効いてないかな?」と思ったら、すぐにお伝え下さいね。
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- ① 麻酔の量を増やす(身体に悪影響はありません)
- ② 麻酔が効いてくるまで少し時間を空ける
- ③ 治療を中断して薬を処方する(炎症が治まるまで薬を処方します)
- ④ 少し我慢して頂く(痛みの程度や症例により、治療を続けた方が楽な場合があります)
※ほとんどが、①と②で対応出来ますのでご安心下さい。
最高の無痛対策は、痛くなる前に対処すること!
痛い思いをしないためには「ご自宅でのケア」や、痛くなる前に定期健診などで歯医者に通って「予防をする」ことがとても大切です。定期的に歯科医院・歯医者に通う事によって、虫歯・歯周病などの早期発見をすることもできます。
また、当院では歯科衛生士より、虫歯・歯周病予防にとって最も大切な
ご自身でのセルフケアもアドバイスさせて頂いています。
もし現在、むし歯・歯周病のお痛みで悩んでいる方も、今回の治療が終わってからは同じ事を繰り返さないために、
一緒にお口をケアしていきましょう!
treatment 再発を防ぐ、根拠に基づく精密歯科治療
技術の継続的更新と情報の整理を
継続的に行っていきます。
従来型の歯科治療のほとんどが、不適切な治療によるむし歯の再発や歯周病発生、噛み合わせの異常、歯の根の病巣の感染などにより、再治療を繰り返していくうちに、結局は歯を抜かなければならない結果となります。
また、最近ではインプラント治療の普及により、いとも簡単に抜歯をすすめていく傾向がみうけられます。
確かにインプラントの普及により多くの良好な結果を得ることができるようになりました。
しかし、状況によっては、他の治療法で保存が可能な場合もあります。
また、インプラントは歯が抜けたからインプラントを埋めるのではなく、そこにインプラントが必要だからインプラントを埋める治療です。
近年では情報の氾濫により歯科医師ですら、十分な検証のない治療、予防法にとびつき多くの誤った治療や情報を患者様に届けてしまっているケースがあるのも事実です。
しかし、技術や材料の進歩は著しく、古い知識のままではよりよい治療や予防を提供できないことも事実です。
『長期安定』型の歯科治療の実現のためにクルミ歯科はスタッフ一同、技術の継続的更新と情報の整理、それらの患者様への提供を継続的に行っていきます。
長期安定ポイント-精密歯科治療
当たり前のことですがクルミ歯科では、過剰な歯の切削がないように努め、被せものの精度、義歯の適合を意識した治療を行っています。
一例をあげますと、拡大鏡(マイクロルーペ)の使用や、大学病院で行っていた義歯や差し歯の製作方法での作製、コンピューターガイドによるインプラントの埋入術式などです。
院長は卒業後は国立東京医科歯科大学病院、勤務医時代は都心(港区六本木、江東区)にて、拡大鏡を使用して、様々な難症例の精密治療を行ってきました。
現在でも都心や世界標準と変わらぬ治療を行うため必要に応じて、有効な機器を使用して治療を行っております。
例として拡大鏡のメリットは以下のとおりです。
- ・歯の健康な部分をより多く残せます
- ・虫歯の取り残しを防ぎます
- ・最新の水準を満たす質の高い歯科治療が行えます
最新の歯科治療には、人間の目の限界を超えた精密さが求められます。
先端の知識や治療技術があっても、見えていなければ経験や勘に頼って治療することになります。
見えることは、確実に治療の精度に関わってきます。
長期安定ポイント-学術的研鑽
クルミ歯科では、各ドクターが国内外の様々な講演会、実習に参加し、常に新しい治療法や設備を導入しています。
クルミ歯科には院長を含めた数名の歯科医師は国内で歯科医師や歯科衛生士を対象に講師を務めていた経験があります。
現在も時々依頼があれば講師を務めています。
また個人の思い込み、盲信を排除するために、修業時代、講師時代に得た人脈や、東京医科歯科大学の同窓生らと定期的に情報を吟味しています。
情報は集めますが必ず検証してから本格的に導入します。
歯科治療は日進月歩で進化し続けています。
昨日までできなかった治療が今日出来る事もあるのが事実です。
私たちは治療の水準を可能な限り世界水準にあわせています。
但し、最良の治療は一人一人違います。
その人、それぞれの最良を一緒に見つけていきましょう。
prevention 「予防」-最も価値のある本当のスタート
- 【歯が抜ける原因】
予防の目的は「お口の中の健康を生涯維持し、美しい歯を育てる」ことです。
小さなお子様であれば、虫歯が一本もないお口の環境を作ることが可能です。
成人の場合、歯周病、虫歯の治療した部分の再発予防、口臭、歯の汚れを防ぐことができます。
残念ながら、毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、セルフケアでは虫歯の原因となるバイオフィルムや歯周病を進行させる歯周病菌や歯石、お茶、コーヒー、タバコなどの汚れを完全に落とすことはできません。
また、ほとんどの方は、お口の中の『力』のバランスが原因で、
歯を失ってしまうことがあることを知らないのも現状です。
正しいセルフケアに加え、定期的なプロのケアがあなたの将来の口腔環境を守り、自然で美しい歯を育てます。
セルフケアの正しい方法を皆さんが知らないのは当たり前です。
「こんなこと聞いていいのかな?」なんて思わないでください。
クルミ歯科では担当の衛生士が一人一人にその人に合ったセルフケアの提案をしています。
また、お子さまには様々なプログラムを用意し、次世代では予防先進国以上の予防の意識を持った地域にしたいと考えています。
クルミ歯科は予防先進国を基準に予防を行います
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- 各国の定期的に歯科検診・クリーニングを
受けている人の割合
- 各国の定期的に歯科検診・クリーニングを
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- 各国の70歳の残在歯数
上の図からわかることは
- ・検診を定期的に受けた人と受けていない人では、年齢を重ねるごとに残っている歯の本数に違いが出ている。
- ・予防先進国では当たり前である『予防で受診』が、日本ではまだまだ浸透していない。
- ・結果、70歳以上の方の残っている歯の本数がまだまだ予防先進国には及ばない。
以上のように、欧米では虫歯や歯周病にならないため積極的に歯科医院・歯医者を活用しています。
日本人が持つ歯科医院・歯医者のイメージは、「歯が痛くなったら行くところ」ですが、欧米の予防歯科先進国では
「虫歯や歯周病にならないため、健康で美しい歯のお手入れに利用するところ」という考えです。
結果、グラフにあるように70歳での平均残存歯数に大きな差が出ています。
歯は一度失うと二度と生えてくることはありません。
いきなり習慣を変えることは難しいかもしれませんが、少しでも『予防』に興味を持たれたならば、
まずは当院の衛生士とお話してみてください。
きっと素敵な予防型の人生がスタートします。
科学的根拠に基づいた予防プログラムとオーダーメイドプログラム
前述のとおり、北欧ではすでに結果か出ている科学的根拠に基づいた予防プログラムが存在します。
そのプログラムを実践すれば、かなりの確率で結果が出ることでしょう。
クルミ歯科では北欧で行われている『科学的根拠に基づいた予防プログラム』をベースに予防を行っております。
しかし、現実社会では様々なライフスタイルで皆さん生活されています。
必ずしも100点の予防をできる状態ではありません。
そこで、クルミ歯科では個人個人に合わせた『オーダーメードの予防プログラム』を
提案させていただいております。
簡単に内容に触れますと、既存の予防方法に優先順位をつけ、
どこまでなら現実的に、ご家庭や歯科医院・歯医者で実践が可能かご相談させていただいています。
このプログラムは、決して特別なものではなく、情報が氾濫した現代社会において、
数ある予防法を整理して、患者さんが実際に何を行えるかご提案させていただくためのツールです。
同業者からもわかりやすいと好評で、同志の先生方にもプログラムを提供しております。
ぜひ、治療の連鎖を断ち切り、予防型の人生を歩んでいただければと思います。