虫歯予防について⑤ー時間ー
今回は虫歯ができる仕組みのキーワード
『虫歯菌』『糖』に引き続き最後の『時間』について
『時間』
お口の中にたくさん虫歯菌がいて
たくさん食べかすがあっても、
すぐに食べかすを無くしてしまえば
虫歯にはなりません。
なぜなら第二回でお話しした
『再石灰化』
というものがあるからです。
おさらいすると
唾液は溶けた歯を常に修復しようとしている
ということです。
しかし、修復する時間もなく歯が溶け続けると
虫歯になってしまいます。
例えば、
①食べても磨かない、ゆすがない、
ゆすげない子は茶や水を飲まない
②例え磨いても唾液が歯を元に戻す前に
また食べて、口の中が常に酸性になっている。
つまり、間食の回数が多いなど。
こどもが騒ぐから、お菓子を持ち歩いて
すぐに与える。
これが②のパターンです。
しかし現実は、、、、
私も娘にやってました。
だってホントに大人しくなるから、、、
あげないと騒ぐし、、、
でも、本当に困ったときに限定して
安易にあげないように心掛け、
あげたらお茶を飲ませるようにしました。
家の中だったら
歯磨きごっこと称して歯ブラシを持たせたこともあります。
小児科の権威の先生の話だと
実際にお腹が空いているかは疑わしく
(栄養の観点からホントに間食は必要な場合はあります)
何か夢中になれることがあれば
たいていあげなくてもオッケーらしいです。
つまり、全力でこどもの注意を他に向ける
私がよくあげていたのは移動中ですが、
移動中でも親子で楽しい時間を持ちましょう。
次回は
具体的な虫歯対策をまとめてみましょう。
By 東京都府中市の歯医者 京王線府中駅徒歩5分 クルミ歯科