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虫歯予防について⑥ー虫歯予防対策ー

クルミ4つ

 

『虫歯予防について』シリーズ完結編です。

 

今までの話から虫歯予防対策をまとめてみましょう。

 

子供に限らず大人もほぼ同じなのでぜひ参考に!

 

基本事項

 

 

食べたら磨く、無理ならゆすぐだけでも。

 

まあ基本ですね。

磨いても虫歯になったは磨けてないことも多いので

歯医者さんで確認しましょう。

 

 

 

砂糖が含まれるものを摂りすぎない
「ショ糖(砂糖)」がたくさん酸を作って歯を溶かす原因でしたね。

母乳は「乳糖」でしたね。

 

 

 

だらだらと間食をしすぎない
ジュースなども間食です。お茶か水でのどは潤してください。

ごはん三食のほかに間食は1,2回。

甘いものを食後にとるのはとっても賢い方法なのです。

だって間食の回数が減りますよね。

「再石灰化」する時間を作りましょう。

 

 

 

歯を強くする

 

「フッ素」「キシリトール」など
これについては正しい知識を歯医者さんで確認しましょう。

色々なタイプがあるので、ちょっと混乱してしまうかもしれません。

またこれについて特集を組みましょう。

 

 

By 東京都府中市の歯医者 京王線府中駅徒歩5分 クルミ歯科

虫歯予防について⑤ー時間ー

クルミ4つ

 

今回は虫歯ができる仕組みのキーワード

『虫歯菌』『糖』に引き続き最後の『時間』について

 

 

 

『時間』

 

お口の中にたくさん虫歯菌がいて

たくさん食べかすがあっても、

すぐに食べかすを無くしてしまえば

虫歯にはなりません。

 

なぜなら第二回でお話しした

『再石灰化』

というものがあるからです。

 

おさらいすると

唾液は溶けた歯を常に修復しようとしている

ということです。
しかし、修復する時間もなく歯が溶け続けると

虫歯になってしまいます。

 

例えば、

①食べても磨かない、ゆすがない、

ゆすげない子は茶や水を飲まない

 

②例え磨いても唾液が歯を元に戻す前に

また食べて、口の中が常に酸性になっている。

つまり、間食の回数が多いなど。

 

こどもが騒ぐから、お菓子を持ち歩いて

すぐに与える。

これが②のパターンです。

 

しかし現実は、、、、

私も娘にやってました。

 

だってホントに大人しくなるから、、、

あげないと騒ぐし、、、

 

でも、本当に困ったときに限定して

安易にあげないように心掛け、

あげたらお茶を飲ませるようにしました。

家の中だったら

歯磨きごっこと称して歯ブラシを持たせたこともあります。

 

小児科の権威の先生の話だと

実際にお腹が空いているかは疑わしく

(栄養の観点からホントに間食は必要な場合はあります)

何か夢中になれることがあれば

たいていあげなくてもオッケーらしいです。

 

つまり、全力でこどもの注意を他に向ける

私がよくあげていたのは移動中ですが、

移動中でも親子で楽しい時間を持ちましょう。

 

次回は

具体的な虫歯対策をまとめてみましょう。

 

 

By 東京都府中市の歯医者 京王線府中駅徒歩5分 クルミ歯科

虫歯予防について④ー糖と時間ー

クルミ4つ

 

今回は虫歯ができる仕組みのキーワード

前回の『虫歯菌』に続いて、

『糖』について詳しく見ていきましょう。

 

 

『糖』

 

実は糖にも種類がいくつかあります。

主に虫歯の原因となる糖は

「ショ糖」といいます。

いわゆる、砂糖です。

 

これに比べ母乳に含まれている

「乳糖」はショ糖に比べると

虫歯のリスクはこれ自体にはほとんど

ありません。

 

虫歯菌はショ糖(お砂糖)からのみ

ネバネバで水に溶けない膜を

歯の表面に作ります。

ここにたくさん細菌が棲んで

酸を出して歯を溶かします。

 

乳糖では虫歯菌はこの膜を作れません。

 

でも既にある膜には細菌が棲んでいるので

乳糖を利用して酸を作れます。

 

ちょっと難しいですが、

乳糖だけでは、まず虫歯にならないということ!

他の要因で虫歯になります。

 

ちょっと次回の『時間』と合わせて考えましょう。

 

 

By 東京都府中市の歯医者 京王線府中駅徒歩5分 クルミ歯科

虫歯予防について③ー虫歯菌ー

クルミ4つ

 

今回は前回の虫歯ができる仕組みで

出てきたキーワード

『虫歯菌』、『糖』、『時間』について

それぞれを詳しく見てみましょう。

 

 

『虫歯菌』

 

実は、生まれた直後に虫歯菌はお口の中にいません。

歯が生え始めたころから増えてきます。

 

なんで増えるの?

 

その一番の原因は養育者(ママ、パパ、ジジ、ババ、、、)

からもらうといわれています。

 

虫歯が多い養育者の唾液の中には

虫歯菌がたくさんいます。

 

また、虫歯菌が少なくても

食べ物の口移しや歯ブラシの共有は避けたいですね。

 

一方で、

 

虫歯が無いか、治療が完了していると

虫歯菌はうつりにくいとされています。

 

このことからも、

子供だけでなく、養育者のお口のケアも大切です。

 

ちにみに、

親子のキス程度ではほぼ問題ないレベルなので

スキンシップは大切に!

 

だって我が子はかわいいですもんね。

 

こどものためだったら

歯医者が苦手でも通えますか((笑))?

 

実際、私の友人は子供がきっかけで

行こう行こうと思っていた歯医者に

やっと行きました。

 

では、次回は糖を詳しく見ていきましょう!

 

 

By 東京都府中市の歯医者 京王線府中駅徒歩5分 クルミ歯科

虫歯予防について②ー虫歯ができる仕組みー

クルミ4つ

 

今回は前回の話を少し詳しく

 

添乳して寝てしまっても構いませんが

もちろん気をつけることはあります。

 

まずはどうやって虫歯ができるか簡単に

知っておきましょう。

 

 

キーワードは

 

『虫歯菌』

 

『糖』

 

『時間』です

 

 

 

簡単に話すと

 

虫歯菌が食べかすなどに含まれる

糖を分解します。

その時、酸をだして歯を溶かすのです。

 

でも歯をきれいにしていると

唾液に含まれるカルシウムが

溶けた所を元に戻してくれます。

 

これを『再石灰化』といいます。

 

しかし!

歯に汚れが付いたままだと

溶かす時間が長くなって

再石灰化が追い付かず

虫歯になってしまいます。

 

こうやって虫歯はできます。

 

裏をかえせば、虫歯菌だけでも、

糖だけでも虫歯にはなりません。

 

ということは

虫歯菌か糖を0に出来ればいいのですが

ちょっとそれは無理があります。

 

でも、少なくできればかなりの確率で

虫歯は予防できます。

 

ちなみに虫歯ができたとしても、

これから虫歯になりにくい

お口の状態に出来るということでもあります。

 

 

 

次回は

虫歯菌、糖、時間について

更に詳しくお話ししましょう

 

 

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