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5月7日以降の診療について

4月7日の緊急事態宣言を受けて、緊急性の無い治療や予防メンテナンスの患者さんのご予約を5月中旬以降に変更して頂き、縮小診療を行って参りました。

 

 

5月7日以降は予約の受け入れを、ほぼ通常どおりに戻していきます。

 

 

5月の診療時間は

木曜臨時休診の18時閉院の予定です。

 

 

 

治療の延期が気になり始めた方、

また予防メンテナンスに関しても、

「予定より3か月以上検診クリーニングを先延ばしにしている状態ですが大丈夫でしょうか?」

との問い合わせもいただきました。

正直なところ、我々も診てみないとわからないことのほうが多いです。

 

 

 

来院時の手洗い等、患者さん自身に行っていただく新しいスタンダードはありますが、ご希望の患者さんは診療、予防処置を、これまでのように行わせていただきます。

もちろん、もう少し社会の変化をみてからご連絡をいただいても構いません。

「こんなときに、歯医者さんに行ってもいいのかわからない。」

という方が、大勢いらっしゃったので文章にさせていただきました。

 

 

引き続き、発熱がある方や体調がすぐれない方は、来院を見合わせていただいております。

 

 

 

 

 

 

 

以下、少し長文になりますので、ご興味のある方はご覧ください。

上記の文章の補足と捉えてください。

 

 

4月30日 日本歯科医師会会長から

「今日まで歯科治療を通じて患者が新型コロナウイルスに感染した例は1件もない。」

との発言があったようですが、「安心してご来院ください!絶対大丈夫です!」との表現は、歯科医院に限らず少し誤解を招きやすいように感じます。

ホームページに感染対策の情報を載せている医院、また載せていない医院も、普段から感染対策を粛々と行ってきています。コロナウイルスに限らずその効果は確実にあると思います。

しかし、いくら病院や店舗が対策をしても、様々なところに触れた手指を自身の粘膜に持って行ったり、近距離での飛沫が飛び交う会話などを繰り返せば、当然感染リスクは上がります。

ご自身による日々の心がけを引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

 

我々歯科医療従事者は元々、様々なウィルス、細菌に感染するリスクにさらされている職業です。

 

普段、具体的にどんなことをやっているかというと、医院ごとに多少の違いはあれ、器具は滅菌パックに入れ全て患者さんごとに交換、治療後は触れたところと、その周囲も消毒液で広範囲を拭き、手袋、コップその他諸々使い捨てなどなど、こういったことを粛々と繰り返してきている職業です。

 

なので今回の騒動も診療スペースでの患者さんの感染予防に関しては、そこまで大きな変化はありません。

元々行っていたことを、より念入りに、忠実に、意識してやるだけだと思います。

 

以下は2か月前からすでに行っていますが、

診療スペースでの変更点は、スタッフが患者さんから感染しないようにスタッフの防護分、装備を手厚くしました。

 

待合室は大きく変わりました。雑誌やおもちゃ、その他患者さんが手に取りそうなものは全て撤去し、窓も一部開放した待合室にしています。今の季節は、まだ少し寒いです。衣服での調整をお願いいたします。待合室が混雑しないように、アポイントも調整しています。なるべく、少人数でご来院いただけると助かります。お子様の付き添いや、その他付き添いが必要な方はその限りではありません。

 

概ね、上記のような方法をとっています。科学的根拠が乏しい不確かなものも出回っていますが、政府、歯科医師会のガイドラインをベースに対策を構築しています。今後も国内外の信頼出来る論文、情報を精査して感染対策を行う必要はあると考えております。

感染対策の知識、設備、経験という意味では、患者さん自身の感染リスクは、一般的なお店に行くよりもコントロールされているかもしれません。

誤解を招かないように、補足として、多くの店舗はできる限りの対策をしてくださっていると感じております。

 

 

どのくらいの期間になるかはわかりませんが、ウイルスの根絶には、かなりの時間がかかると思います。

終息が見えてきた後もしばらくは、医療業界に限らず、社会全体が、ウイルスと付き合いながら生活する期間は必ず訪れます。

全ての業種がこの環境下で、役割を果たすことを模索しなくてはならなくなります。。

新しい基準、生活様式というのは、試行錯誤しながら前に進み、徐々に出来てくるものであるとも思います。

 

 

ウイルスに対してわかってきたことも増えてきました。

まだまだ先は長そうですが

少しの、本当に僅かですが光明が見え、世界が少しずつ前に進み始めた感もあります。

 

 

 

私自身、偉そうに言えたものではありませんが、今社会で起きていることの当事者であるという自覚をもち、地域の健康の一端を担う医療機関として、役割を果たせるように努めていきたいと考えます。

 

この環境下、様々な努力と忍耐をもって過ごしている皆さんはもちろん

物資が不足し、ゴールが見えない中、最前線にて診療にあたられている皆さんに、改めて敬意を表したいと思います。

 

医療法人社団 胡桃 理事長 的場 弘将

 

/ 診療日について

年末年始の診療日について

 

 

12月29日(日) ~ 1月5日(日)休診

 

 

年末年始の休診日につきましては、上記のとおりとなっております。

年内は12/28(土)まで通常診療

年始は1/6(月)より通常診療

とさせていただきます。

 

 

当院ご利用の患者さまには、大変ご迷惑をおかけいたします。

ご了承の程、よろしくお願いいたします。

/ 診療日について

台風接近 10月12日(土)の診療について

10月12日(土)の診療について

 

患者様とスタッフの安全を考慮し、診療時間の短縮もしくは休診を検討しております。

 

現在すでにご予約いただいている患者様には、こちらからお電話させていただいております。

また、ご連絡がつかない患者様に関しては、本日、もしくは当日改めてご連絡させていただきます。

 

休診と判断した場合、ご予約が入っている患者様には、当日改めてご連絡させていただきます。

 

ご迷惑をおかけいたします。

何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

¨被せ物¨はどれだけ持ちますか?を少し踏み込んで考える⑤ー被せ物ー

 

 

  • 被せ物

 

ここでようやく被せ物の話です。ここを議論するには前述の部分がクリアされている必要があります。

 

全部被せるタイプ

→クラウン

 

部分的に詰めるタイプ

→インレー

 

といいます。

名称はさておき

 

これらをまとめてのお話をします。

 

 

再治療になるときはどんなときかというと、

 

 

  • 被せ物自体の破損
  • 適合不良による不具合(二次的な虫歯、歯茎の炎症)

このどちらかが、ほとんどです。

 

それでは個別に見ていきましょう。

 

 

 

  • 被せ物自体の破損

 

 

金属であればほとんどこの問題は生じません。

金属以外の材料ではどれも起こりうる問題です。

 

 

  • ちゃんと厚みが確保できるか
  • 食いしばりやはぎしりが強くないか

ほぼこの2点です。

 

 

厚みに関しては

  • 神経が生きている歯であれば神経までの距離。
  • 歯そのものの高さ。
  • 噛む相手の歯の状態。

の影響をうけます。

 

 

神経が生きている歯は削りすぎると神経が露出するため、神経の処置をしなくてはならなくなります。そのため確保できる厚みに制約がでます。

 

 

また、噛む力が強い人(骨格的な要因が大きいのですが)そういった方は歯の高さがもともとあまりない傾向があります。そうするとやはり削り込むことができません。

 

 

また、歯が抜けて放置、もしくは大きな虫歯を放置して、噛む相手の歯が移動していると、厚みの確保が難しく、噛む相手側の処置が先に必要になる場合があります。

 

 

くいしばり、歯ぎしりに関しては、様々な方法が言われていますが、現在のメインな考えとしては、それ自体をなくすことは困難というか、ほぼ不可能なため、力がかかる前提で、それを受け止めるものを夜間に使用するという考えです。

マウスピースやナイトガードといわれるものです。

 

 

現在は白いものも強度が出てきているので、たいていのケースではどうにかなりますが、どうしようもないケース、もしくは入れてみないと何とも言えないケースもあります。

その点では金属に軍配があがります。

 

 

どうにかなるということを突き詰めると、ぎりぎりまで厚みを確保して、噛む相手の歯を調整して、さらに夜寝るときはマウスピースを入れてもらうという感じです。

ちなみに「厚み厚み」と話をしましたが、実は1ミリとか多くて2ミリとかそういったレベルの話です。それでも確保が難しいケースが存在するのです。

 

 

 

  • 適合不良による不具合(二次的な虫歯、歯茎の炎症)

 

 

適合がよくないと、間に汚れ(細菌)が残り、虫歯や歯茎の炎症のリスクが高くなります。

もちろん材質による差異もありますが、私の個人的な感覚では、自由診療でしっかりした被せ物を入れる先生は、保険診療でも細かいところが気になってしまい、結果保険でも精度が高いものが入っています。

 

もちろん、そういった先生方が自由診療で十分な時間をとり、材料も精度が高いものを使い、技工士さんも時間をかけてしっかり作ることができればより精度が上がると思います。

 

逆にどんなにいい材料を使っても、基本的な部分で精度が低ければ、ちゃんと作った保険のものより精度が落ちます。

 

 

ここまでは、ドクター側の問題ですが、皆さんも協力できることがあります。

 

汚れがたくさん残っていて、歯茎の炎症が強いと、型どりの時に出血のコントロールが難しく、鮮明な型どりができません。

なので、普段からしっかりお口の中をお手入れして、おくと、被せ物や詰め物もきれいなものがはいります(笑)

 

 

 

by 東京都府中市の歯医者 京王線府中駅徒歩5分 クルミ歯科

夏季休診について

8/10(土) まで通常営業。

8/11(日)~8/15(木) 休診

8/12(金) より通常営業。

 

ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。