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年末年始の診療日について

 

 

12月29日(日) ~ 1月5日(日)休診

 

 

年末年始の休診日につきましては、上記のとおりとなっております。

年内は12/28(土)まで通常診療

年始は1/6(月)より通常診療

とさせていただきます。

 

 

当院ご利用の患者さまには、大変ご迷惑をおかけいたします。

ご了承の程、よろしくお願いいたします。

/ 診療日について

台風接近 10月12日(土)の診療について

10月12日(土)の診療について

 

患者様とスタッフの安全を考慮し、診療時間の短縮もしくは休診を検討しております。

 

現在すでにご予約いただいている患者様には、こちらからお電話させていただいております。

また、ご連絡がつかない患者様に関しては、本日、もしくは当日改めてご連絡させていただきます。

 

休診と判断した場合、ご予約が入っている患者様には、当日改めてご連絡させていただきます。

 

ご迷惑をおかけいたします。

何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

¨被せ物¨はどれだけ持ちますか?を少し踏み込んで考える⑤ー被せ物ー

 

 

  • 被せ物

 

ここでようやく被せ物の話です。ここを議論するには前述の部分がクリアされている必要があります。

 

全部被せるタイプ

→クラウン

 

部分的に詰めるタイプ

→インレー

 

といいます。

名称はさておき

 

これらをまとめてのお話をします。

 

 

再治療になるときはどんなときかというと、

 

 

  • 被せ物自体の破損
  • 適合不良による不具合(二次的な虫歯、歯茎の炎症)

このどちらかが、ほとんどです。

 

それでは個別に見ていきましょう。

 

 

 

  • 被せ物自体の破損

 

 

金属であればほとんどこの問題は生じません。

金属以外の材料ではどれも起こりうる問題です。

 

 

  • ちゃんと厚みが確保できるか
  • 食いしばりやはぎしりが強くないか

ほぼこの2点です。

 

 

厚みに関しては

  • 神経が生きている歯であれば神経までの距離。
  • 歯そのものの高さ。
  • 噛む相手の歯の状態。

の影響をうけます。

 

 

神経が生きている歯は削りすぎると神経が露出するため、神経の処置をしなくてはならなくなります。そのため確保できる厚みに制約がでます。

 

 

また、噛む力が強い人(骨格的な要因が大きいのですが)そういった方は歯の高さがもともとあまりない傾向があります。そうするとやはり削り込むことができません。

 

 

また、歯が抜けて放置、もしくは大きな虫歯を放置して、噛む相手の歯が移動していると、厚みの確保が難しく、噛む相手側の処置が先に必要になる場合があります。

 

 

くいしばり、歯ぎしりに関しては、様々な方法が言われていますが、現在のメインな考えとしては、それ自体をなくすことは困難というか、ほぼ不可能なため、力がかかる前提で、それを受け止めるものを夜間に使用するという考えです。

マウスピースやナイトガードといわれるものです。

 

 

現在は白いものも強度が出てきているので、たいていのケースではどうにかなりますが、どうしようもないケース、もしくは入れてみないと何とも言えないケースもあります。

その点では金属に軍配があがります。

 

 

どうにかなるということを突き詰めると、ぎりぎりまで厚みを確保して、噛む相手の歯を調整して、さらに夜寝るときはマウスピースを入れてもらうという感じです。

ちなみに「厚み厚み」と話をしましたが、実は1ミリとか多くて2ミリとかそういったレベルの話です。それでも確保が難しいケースが存在するのです。

 

 

 

  • 適合不良による不具合(二次的な虫歯、歯茎の炎症)

 

 

適合がよくないと、間に汚れ(細菌)が残り、虫歯や歯茎の炎症のリスクが高くなります。

もちろん材質による差異もありますが、私の個人的な感覚では、自由診療でしっかりした被せ物を入れる先生は、保険診療でも細かいところが気になってしまい、結果保険でも精度が高いものが入っています。

 

もちろん、そういった先生方が自由診療で十分な時間をとり、材料も精度が高いものを使い、技工士さんも時間をかけてしっかり作ることができればより精度が上がると思います。

 

逆にどんなにいい材料を使っても、基本的な部分で精度が低ければ、ちゃんと作った保険のものより精度が落ちます。

 

 

ここまでは、ドクター側の問題ですが、皆さんも協力できることがあります。

 

汚れがたくさん残っていて、歯茎の炎症が強いと、型どりの時に出血のコントロールが難しく、鮮明な型どりができません。

なので、普段からしっかりお口の中をお手入れして、おくと、被せ物や詰め物もきれいなものがはいります(笑)

 

 

 

by 東京都府中市の歯医者 京王線府中駅徒歩5分 クルミ歯科

夏季休診について

8/10(土) まで通常営業。

8/11(日)~8/15(木) 休診

8/12(金) より通常営業。

 

ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

¨被せ物¨はどれだけ持ちますか?を少し踏み込んで考える④ー土台ー

 

 

土台

 

 

ここはさらっと、一つは材質、一つは歯の残存量。

 

 

  • 材質

 

現在ほとんどのケースでは土台にレジンというプラスチックと芯棒にファイバーポストというものを使っています。

以前はメタルコアという金属の土台が主流でしたが、歯の破折が前述の土台よりも多いというデータが出ています。

データから見るとケースによってはメタルコアのほうが優れている場合もありますが、ほとんどのケース、特に歯の根っこの破折に関しては、レジンコア+ファイバーポストに軍配が上がります。

 

根の治療を繰り返して歯が薄くなっているケースなどは可能な限りメタルコアは入れたくないのが本音です。

ただ、昔は根の中に深く長いメタルコアを入れることがうまい歯医者とされていました。

今では、全く考え方が変わっています。

 

 

現在当院ではよほどの理由がない限りメタルコアは使用しておりませんが、メタルコアでも良好な結果を得ているケースは確かに存在します。繰り返しになりますが、ただ歯の破折に関してはやはりメタルコアは不安が残るケースが多いです。

 

 

 

  • 歯の残存量

 

そもそも土台を入れるケースでは、歯の残っている量が少ないために、土台を入れているケースがほとんどです。

歯がたくさん残っているケースでは、特に芯棒をいれず穴だけプラスチックで埋めます。

 

 

しかし、歯が極端に残っていないケースなどでは、土台ごと外れないように芯棒をいれたり、歯と土台の接着力を向上させたり、様々な工夫をします。

また、金属の固い芯棒を入れると、芯棒が外れなければ、やはり薄い歯は割れてしまいます。

場合によっては土台が外れてくれたほうが、抜歯にならずに済み、歯の保存を試みることができます。

 

 

まとめると、歯がたくさん残っているほうがやっぱりいいということです。

特に歯の根っこに相当する部分の歯の残存量がとても大事です。

 

 

次回はいよいよ被せものに相当する部分です!

 

 

by 東京都府中市の歯医者 京王線府中駅徒歩5分 クルミ歯科